暗号資産市場週間レポート(02.22-02.28)

分岐点での争奪戦   



まとめ:市場の出来高は上昇。ビットコインETFは1週間で約4,100枚を追加保有。相場の持ち直しもあるが、トレンドの分岐点となる重要なポイント。慎重に楽観的が妥当。

・市場全体時価総額が下落。

先週、デジタル資産の時価総額は上昇。16894億ドルから13984億に下落。ビットコインは大きく下落し、43484ドルの安値にタッチした後、持ち直し。


・上位100位のデジタル資産の大半が下落。

先週のデジタル資産トップ100のうち20が上昇、80が下落。


・ビットコインの演算能力が上昇。

ビットコインの週間の平均演算能力は約153.72 EH/s、先週と+1.3%上昇。


・ビットコインの活性度が上昇、イーサリアムオンチェーンの活性度が上昇。

ビットコイン上の資金移動回数は-2.6%、平均アクティブアドレス数は-0.2%、平均取引額は+5.3%。

イーサリアムチェーンの平均取引件数は-1.0%、アクティブアドレスの平均取引件数は+2.0%、チェーンの平均取引額は+10.6%となった。


・取引所取引高は14.9%増。

先週、当社が追跡した10の取引所では、取引高が週比14.9%増加した。 Binanceは+9.3%、Bitfinex、Bitstamp、Coinbaseはそれぞれ+51.2%、+31.8%、+23.1%の変動となった。


・先物のオープンポジションは152億ドルに下落。

先物市場の取引量は週ベースで55.6%、オープンポジションは約152億ドル。


・ステーブルコインは497億ドルまでに増加。

USDTは先週8億ドル増、USDCは12億ドル増、ステーブルコインは合計13億枚の増加となった。


・相場の分岐点

暗号資産は先週急落し、ビットコインは一時20%以上も下落した。暗号資産市場は先週激しく上下したが、月曜日に全体的に持ち直した。Grayscaleは今週、ビットコインを267枚追加保有し、ビットコインETFは今週約4,100枚の保有数を追加した。先週は市場がインフレ予想に過剰反応したことでリスク資産が急落、ここ1、2日で米国債利回りが正常値に戻ったことや、今週はFRB高官の発言が予定されており、市場の安定化が期待されている。先週、米国で1.9兆ドルの財政刺激策が可決されたことは、リスク資本市場にも好影響を与えるだろう。リスク資産市場の改善はあるものの、回復のスピードはあまり期待できない。オプション売りの観点から、ビットコインは44K、40Kあたりで争奪されるとなり、今後のリバウンドを支えるだろう。






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