主要パブリックチェーンプロジェクトに対するDeFiの影響

本稿は主に、主要暗号通貨プロジェクトに対するDeFiの影響を研究している。最近、DeFiは急速に発展し、ステーブルコイン、貸付、取引、投資、融資などの方向に活かされることが多い。イーサリアムはDeFiブーム中の主要な受益者であり、多くのよく知られているDeFiプロジェクトがイーサリアムに基づいて開発されている。需要と供給の観点から見ると、DeFiプロジェクトはETH価格を押し上げる。またビットコインの参加は、DeFiの開発を促進する。そして、他のパブリックチェーンプロジェクトは積極的にDeFiに参加すべきだ。


DeFiの現状


DeFi(Decentralized Finance・分散型金融)は、ブロックチェーン内のスマートコントラクトで構築されたオープンで分散された金融プロトコルを指す。またDeFiプロジェクトは、暗号通貨のエコシステムに新しい金融システムを構築することに取り組んでいる。

次には、DeFi発展の動向を下図に示す:①2019年以前は、暗号通貨の市場全体の焦点はDeFiではなかった;②DeFi関連のプロジェクトの数は非常に少ない;③ロックされた資産価値は高くなかった。2019年に入ってから、ますます多くのDeFiプロジェクトが出現して認識され、これらのプロジェクトにロックされている資産価値は大幅に増加している。多くのDeFiプロジェクト間のマルチレベルネスティングにより、本質的に不安定である。2020年3月12日の暗号通貨市場の急激な下落の影響を受けて、多くのDeFiプロジェクトでは、大量の担保が清算されて、ロックされた資産が大幅に下落した状況が見られた(図の青い矢印)。しかし、これらはDeFiの継続的な上昇傾向の勢いは衰えない。流動性マイニングの台頭(図の赤い矢印)に伴い、超高収益により、多くのユーザーがDeFiプロジェクトに参加するようになった。現在、主要なDeFiプロジェクトでロックされている資産価値は120億米ドルを超えている。






図1:DeFiプロジェクトでロックされた資産の価値(出典:DeFi Pulse)


DeFiプロジェクトは、ステーブルコイン、貸付、取引、投資、融資などのタイプに分けることができる。


Makerはイーサリアムで開発された初期のDeFiプロジェクトであり、ユーザーが担保を増やすことでステーブルコインDAIを生成することができる。DAIと米ドルの比率は1:1で固定されている。これは、市場価値が最も高い分散型のステーブルコインである。DAIの取引情報とその背後にある担保に関する情報はすべて透明性を有して公開されるため、ブロックチェーンで照会することができる。現在、Makerのロックされた資産価値は20億米ドルを超えている。



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