CertiKがSkyInsightsをローンチ:Web3トークンのコンプライアンスとリスク管理を変革する画期的なセキュリティツール
2023/09/15
Web3セキュリティのリーダーであるCertiKが、セキュリティツール「SkyInsights」のローンチを発表しました。「SkyInsights」は、Web3企業や関係者に対する急務の暗号コンプライアンスとリスク管理に対処するために設計されています。AML/CFT規制が厳格化する世界的なトレンドが加速する今、「SkyInsights」のようなツールは以前にも増して必要となることは明白でしょう。
CertiKは、DeFiなどの用語が主流になる前から重要なデータを収集し、ウォレットにタグを付け、セキュリティインシデントを特定し、リアルタイムなアラートを提供してきました。
そんなCertiKの膨大なリアルタイムのデータベースを活用する「SkyInsights」は、20億を超えるウォレットアドレス、スマートコントラクトタグ、150以上の異なるタグカテゴリを用いてリスクインサイトを提供します。
さらに「SkyInsights」は、ウォレット・スクリーニングに優れており、ユーザーはトランザクションを詳しく分析することができます。Web3資産を活用するあらゆる組織にとって取引リスクと取引先リスクを明確にし、管理するために不可欠なものになるでしょう。
また、Web3のコンプライアンスを実施するには、Web3スタックの全レイヤーを包括的に理解する必要があります。これには、プロトコルのベースとなるスマートコントラクト、相互作用するウォレットアドレス、常時監視が必要なオンチェーン取引活動などが含まれます。「SkyInsights」のトランザクション監視ソフトウェアを利用することで、潜在的な問題を特定するだけでなく、それらを迅速に解決するため実行可能な対策案を提供します。監査証跡は自動的に作成され、エスカレーションは、クリックするだけで簡単に完了します。「SkyInsights」の導入によって、Web3コンプライアンスは、単に項目ごとに確認するチェックリストから、標準化された新しいプロセスへと変わるのです。CertiKの高度なセキュリティイベント監視・分析の専門知識、そしてリアルタイムのデータベースを更新することで、正確かつタイムリーなセキュリティアラートの発信を保証します。
2022年以降、CertiKは1,100件以上のセキュリティインシデントを検知しましたが、その損失を換算すると約48億ドル以上にも上ります。CertiKの膨大なデータベースリソースを活用し、20億を超えるウォレットとスマートコントラクトのアドレスを監視・追跡し、約12,000のプロジェクトに対してリアルタイムかつ包括的なセキュリティ動向評価を提供してきました。CertiKはこれまでに4,100以上のWeb3プロジェクトを監査し、約70,000のコード脆弱性を発見し、約3,700億ドルのデジタル資産を損失から保護しています。「SkyInsights」は、CertiKのより安全で透明性の高いWeb3の世界を構築するというビジョンを具現化したものです。「SkyInsights」のプラットフォームを利用することで、Web3組織はコアビジネスに集中することができ、コンプライアンス・ニーズを確実に満たし、業界の継続的成長に貢献することができます。
HashKey DXは、CertiKと日本市場での独占販売契約を締結しており、日本におけるブロックチェーン技術の安全性に貢献していく所存です。
CertiKについて
CertiKは、イェール大学とコロンビア大学二人の教授によって2018年に設立されたブロックチェーンセキュリティのパイオニアです。最高クラスのAI技術を活用してブロックチェーンプロトコルとスマートコントラクトの保護と監視を行っています。CertiKのミッションは、Web3世界の安全を守ることです。アカデミアから企業まで、最先端のイノベーションを提供し、重要なアプリケーションの安全性と正確さを保ち、展開させることを可能にしています。またCertiKは、SoftBank、Goldman Sachs, Coinbase Ventures, Binanceといった投資家から支援を受けています。